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学会案内
日本実験動物医学会(Japanese Association for Laboratory Animal Medicine ; JALAM)は、日本獣医学会の分科会として、実験動物の健康・医学ならびに福祉に関する研究、教育の推進、及びその普及を目的として活動しております。
2023年-2026年度(第11期) 会長の挨拶
この度、理事会のご推挙と総会での承認を受け、第11期の会長としての役目を担わせていただくこととなりました。大変光栄に存じますが、本会の歴史と伝統を考えますと、責任の重大さを痛感すると共に身の引き締まる思いでおります。理事・監事との緊密な連携のもと、実験動物医学の発展のために微力ながら全力を尽くす所存です。皆様のご支援とご鞭撻のほどお願い申し上げます。
本会は、「獣医学を基盤とした実験動物医学の発展」を目指して、1993年の設立から(1) 実験動物医学研究の推進、(2) 実験動物医学専門家の養成、(3) 各界での実験動物学・実験動物医学教育の向上、(4) 社会への情報提供等の活動を続けて参りました。現在、400名以上の会員が本会に所属し、教育、研究、獣医学的ケア、コンプライアンス、動物福祉の推進を中心とした多岐にわたる分野で活躍されております。1998年には実験動物医学専門医制度を導入し、現在、米国、EU、韓国、インド、フィリピンとの間で国際資格協定(IACLAM)を結び、これまでに200名以上の専門医が認定されています(本制度は、2012年に日本実験動物医学専門医協会に委譲)。
今後も、本会がこれまでに培ってきた特色を継承しながら、「研究、教育、獣医学的ケアを中心とした専門家を育てる学会」としての発展を目指して参ります。また、会員同士の交流を促進する場の提供は、学会の重要な使命と考えております。専門知識の共有はもとより、世代や専門分野を超えた交流の場を増やしていくことが望ましいと感じています。多様な挑戦を進めるためには、理事会だけでは足りません。会員の皆様からの新しいアイディアや具体的な協力を心よりお待ちしております。何卒、ご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
最後に、長い間本会の発展に尽力された前島一淑氏、笠井憲雪氏、安居院高志氏(JALAM歴代会長)、そして黒澤努氏(JCLAM会長)のご尽力とご功績に深く敬意を表し、心からの感謝を申し上げます。
第11期会長
北里大学獣医学部教授
佐々木宣哉
組織
2023-2024 ~ 2025-2026年度
役員(理事・監事)
役職 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
会長(渉外担当, 教育委員会兼任)事務局 | 佐々木 宣哉 | 北里大学 |
副会長(庶務担当) | 古市 達哉 | 岩手大学 |
理事(会計担当) | 岡村 匡史 | 国際医療研究センター |
理事 | 角田 茂 | 東京大学 |
理事 | 森松 正美 | 北海道大学 |
理事 | 鈴木 穂高 | 茨城大学 |
理事 | 大沢 一貴 | 長崎大学 |
理事 | 浅野 淳 | 鹿児島大学 |
理事 | 山中 仁木 | 信州大学 |
理事(庶務担当) | 兼平 雅彦 | 山梨大学 |
監事 | 池 郁生 | 理化学研究所 |
監事 | 橋本 道子 | アステラス製薬 |
各種委員会委員長
委員会 | 氏名 | 所属 |
---|---|---|
学術集会委員会 | 山中 仁木 | 信州大学 |
研修委員会 | 大沢 一貴 | 長崎大学 |
実験動物学教育委員会 | 佐々木 宣哉 | 北里大学 |
情報・編集委員会 | 鈴木 穂高 | 茨城大学 |
前島賞選考委員会 | 角田 茂 | 東京大学 |
実験動物法規等検討委員会 | 森松 正美 | 北海道大学 |
沿革・リンク
過去の体制及び各団体へのリンクは、こちらからご覧いただけます。